栃木市で保育+ランチ無料サービス開始。「こども誰でも通園制度」モデル事業と託児付きランチサービスがタッグ。
こどもにも保護者にも、有意義な時間の提供を。

2023/07/14

こども誰でも通園制度 栃木 託児付きランチ

※(追記)2024年3月末にて「こども誰でも通園制度」モデル事業が終了したことにともない、本サービスは終了しております。

 政府が発表した「異次元の少子化対策」の1つ「こども誰でも通園制度」の実施に先立ち、各地でモデル事業が始まりました。栃木市の認定こども園さくら(住所:栃木県栃木市泉川町 代表:堀昌浩 以下「さくら」)が運営する地域子育て支援センター「ゆめふうせん」は、託児付きランチサービスを運営する子育て支援企業株式会社ここるく(本社:東京都渋谷区恵比寿 代表:山下真実 以下「ここるく」)とタッグを組み、未就園児の保育と、併設の「カフェさくらさく」での保護者用ランチをセットにし、どちらも無料で利用できるという新しい取り組みを開始しました。

こどもにも保護者にも有意義な時間を実現

 この独自の「ランチ付こども誰でも通園制度モデル事業」では、保育園入園に必要な保護者の就労時間等の制限に関わらず、平日の9時~15時で0歳からの未就園のこどもを無料で預けることができ、保育日には子育て支援センター併設の「カフェさくらさく」でのランチも無料(大人1名まで)で利用できるというもの。「こどもは“こども社会”で育つ」という乳幼児にとっての有意義な体験の提供と、保護者の育児負担感や孤立化の解消を同時に目指すサービスとなっています。保育費用は栃木市による本モデル事業予算を活用、ランチ費用はここるくが負担するものです。

サービス概要・お申込みはこちら

コロナ禍で5歳児に約4ヶ月の発達の遅れも

 7月11日に京都大学などの研究グループが米国医学誌「JAMA Pediatrics」に発表した論文「新型コロナの流行と乳幼児の発達の関連:2017-21年の追跡調査」によると、コロナ禍以前の5歳保育園児と、コロナ禍を経験した5歳保育園児を比較したところ、平均4.39ヶ月の発達の遅れが見られ、特に「主体的に言葉を話す力」は、5.64ヶ月の遅れがありました。論文では、「学習や社会性、身体と精神の健康、家庭の支援などの面でサポートを提供することが重要(※引用文訳・引用箇所後述)」と結ばれており、本モデル事業においても、コロナ禍を通して外出機会が減少した親子をサポートするためのサービスと位置付けています。

参考文献・出典元:Association Between the COVID-19 Pandemic and Early Childhood Development (JAMA Pediatrics)

引用英文:It is important to identify children who have been detrimentally affected by the pandemic and provide them with support for learning, socialization, physical andmental health, and family support.

「さくら」代表・堀よりメッセージ

 当施設でお子さんをお預かりする際、保護者の皆さんにお伝えしていることがあります。それは、お迎えの時にごめんねとこどもに謝らないでほしい、楽しかったね、がんばったねと前向きな言葉をかけてあげて欲しいと。乳児期からこども社会で過ごす時間を持っているこどもは、入園時の集団生活への負担が少なく、自然と輪の中に入って遊び始める姿を目の当たりにしてきました。親と一緒に居ることがベストという思いに捕らわれることなく、このサービスを利用して、こどもにとってもパパ・ママにとっても有意義な時間を過ごしてもらえると嬉しいです。

「ここるく」代表・山下よりメッセージ

 弊社の託児付きランチサービス利用者から特に多く聞かれるのが「両手を使ってご飯を食べたの久しぶり」「ママの抱っこじゃないと寝ないと思っていた」というものです。初めてお子さんを預けるのはとても勇気のいることかもしれませんが、まずはランチをゆっくり食べるだけの時間からこのサービスを利用してみて下さい。そうすれば、おうちに帰ってからのこどもとの時間がより豊かなものになっていることに気がつくはずです。日々の育児が「心かるく あかるく まるく=ここるく」になることが私たちの願いです。

サービス概要

〇ランチ付こども誰でも通園制度モデル事業利用対象:
栃木市内に居住しており、保育所・幼稚園・認定こども園等に通っていない(または在籍していない)乳幼児。
※1日あたりの利用時間が6時間程度で、当事業実施期間を通じて利用を希望する方。

〇実施場所:地域子育て支援センター「ゆめふうせん」、併設「カフェさくらさく」

〇所在地:栃木県栃木市泉川町651-1(認定こども園さくら内)
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〇TEL:0282-24-3900

〇保育可能時間:月~金曜日9:00-15:00(土日祝日を除く)

〇利用料金:無料

〇利用方法:
・「カフェさくらさく」のLINE宛てに「誰でも通園制度 利用希望」とメッセージをお送り下さい。「ゆめふうせん」の職員がご連絡いたします
・ご利用前に、お預かりするこどもの様子をヒアリングさせていただく時間が必要となります
・毎月先着5名様まで無料ランチチケットをお渡しします
・ランチチケットをご利用されなかった場合は、次回当サービスご利用時に再発行できます。受付時に未利用のランチチケットをお持ちください。

〇申込先:
「カフェさくらさく」LINEアカウント(「ゆめふうせん」併設)

法人・会社概要

認定こども園さくら
名称:
社会福祉法人 鐘の鳴る丘友の会 認定こども園さくら/地域子育て支援センター ゆめふうせん
代表:堀昌浩
住所:〒328-0062 栃木県栃木市泉川町651-1
電話:0282-24-3900
FAX:0282-24-4700


株式会社ここるく
ここるくは、「こどもの未来を想う人々の力をつなぎ 新しい力を生み出すことで より良い子育て環境を創る」をミッションに、託児付きランチサービス「ここるく」・乳幼児教育「はじめの親子教室」・子育て領域の新規事業開発コンサルティングの3つの事業を展開。
商号: 株式会社ここるく
代表: 山下 真実
本社所在地: 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目11-6
電話: 03-6314-2242
設立: 2013年12月11日
資本金: 300万円
従業員数: 9名(2023年3月)
事業内容:
・コンサルティング事業
・乳幼児教育事業
託児付きランチサービス『ここるく』の運営
受賞等:
・日本商工会議所・全国商工会議所女性会連合会主催『第14回女性起業家大賞』最優秀賞
・三菱東京UFJ銀行主催『第1回Rise Up Festa』最優秀賞
「託児付きランチのここるく」ホームページ
株式会社ここるく コーポレートサイト

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【サービスご利用に関するお問い合わせ】
 「カフェさくらさく」LINEアカウントからメッセージをお送り下さい。

【本件に関するご取材等のお問い合わせ】
株式会社ここるく「お問い合わせフォーム」からメッセージをお送り下さい。